イライラが止まらないあなたへ

幸せな妊婦生活、姫のように丁寧に扱われるお産入院を経て、生まれたばかりの赤ちゃんと家に帰ると、そこから始まるのは何ともツラい育児生活。

特に初めての子育てだと、赤ちゃんとの生活すべてが「?」に包まれていて、とっても不安ですよね。

さらに毎日の家事もパートナーとの生活もおろそかにするわけにはいかないし、乳飲み子を抱えたママは、心も体もへとへとです。

PMSって知ってる?

月経前症候群。妊娠中は生理がないので、産後のPMSにはなかなか気づきにくいです。

特に初めての子育てでのストレスのかかる生活、妊娠期、出産、授乳期、と大きく変化していくホルモンバランスなどの影響で、産前全くPMSの兆候のなかった人でも、感情のコントロールが効かなくなったり、だるくて全く動けなくなったりといった、重めのPMSの症状がでることがあります。

乳幼児のいる生活は、どちらかといえば内向きの生活。イライラのはけ口が子どもや自分に向かってしまいがちです。

そこから自己嫌悪→ストレス増幅→イライラ、と負のスパイラルにはまってしまう可能性もあるのです。

こんなときは、思いきって産院へ里帰りしてみましょう。自分のお世話になった産院に何となく戻りたくない人は、近所の産婦人科へ。

「PMSかもしれない、イライラがひどくてつらい」と正直に話してみましょう。先生や助産師さんがきっと、親身になって話を聞いてくれるはずです。

PMSと診断がつき、薬を処方してもらえると、それだけで幾分か心がラクになるはずです。だって、PMSは病気だもの。コントロールの手段は必ずみつかります。

毎日本当につらいときは。

虐待の自覚がある親だけの参加できる、ある虐待防止プログラムでは、初回にこんなワークをします。

参加者が二人一組になってお互いに「あなたは、大事な人です」と何度も言い聞かせあうのです。

毎日ギリギリで子どもに向き合って、一生懸命なあまり子どもにあたってしまう人、子どもの頃うけた虐待が原因でどうしても子どもにイライラしてしまう人、家庭問題が複雑で子どもに怒りが向いてしまう人、など様々な参加者の多くは、ここで、涙を流しています。

「自分が、大事な一人の人間であるということを、忘れていた」と。

子どもを虐待まではしていなくとも、制御できない負の感情に苦しめられているママさんたち、自分を大切にしていますか?

義母や夫の手前、育児に手を抜けない、とか、ママ友のとこはもう自分で「おしっこ」って言えるのにうちの子はいくら教えてもダメ、とか、自分と子どもに関係のないところから、なぜか自分を追い込んでいませんか?

ネットの情報に頼って育児をしてるあなた。2ちゃんやSNSで流れる育児情報は保守的・建前的な傾向があります。

つらいときは手抜きを。比べるのはママ友の子ではなく、自分の子どもの一か月前と。

つらい気持ちやイライラは押し込めても消えません。そんな時こそ夫やママ友、支援センターや行政を頼りましょう。

一か所であきらめず、自分に合う「吐き出し場所」を見つけましょう。NPO、保育園の育児相談、保健師、産院など、本気で探せば話をきいてくれる場所は必ず見つかります。

これは、ニュージーランドに伝わる詩です。

『今日』(伊藤比呂美訳)

イライラしすぎて自分を保てそうにない、泣く赤ちゃんの口を思わずふさいでしまった、どうしても子どもをママ友の子と比べてしまい、ブルーになる・・・。

毎日頑張っているママたちの心が、どうか少しでも楽になりますように。

どうぞ、自分を大切に。チカラを抜いて、子育てしてくださいね。イライラが止まらないあなたへ。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!