洗剤に補正下着……下心があって近付いてくるママ友

ママ友

「なかなかママ友ができない」と焦っているときは、笑顔で話しかけてくれる人がいると涙が出るほど嬉しいもの。

私も、今の家に引っ越したばかりの頃は、なかなかご近所さんと打ち解けることができず、公園や児童館に行ってもその場限りの世間話で終わってしまい、さみしい思いをしていました。

そんなとき、B子さんが満面の笑顔で近付いてきたのです。

新しい土地、馴染めない人間関係

今日は、その当時のとんでもない話をご紹介します。

その頃、私は新居に引っ越したばかり。しかも、子供はまだ言葉も話せない0歳児で、夫の帰りも遅く「大人との会話」に飢えていました。

近所には同じ年頃の子供を持つお母さんも何人かいて、いつも家の前の道路で楽しそうに井戸端会議をしていました。

「仲間に入りたいなぁ」とは思うものの、元来人見知りの私にはとても声をかける勇気はなく、窓の外から楽しそうな声が聞こえてくるのを、ただじっと聞いているしかなかったのです。

児童館で知り合い仲良くなったママ友

そんなある日。いつもの児童館に子供を連れて出かけた私は見かけない女性に声をかけられました。

「こんにちは。娘さん、おいくつですか?」とにこやかに話しかけてくるその人も、やはり赤ちゃんを連れていて、育児の苦労話や産後のダイエットなどの話で盛り上がりました。

なかなか友人ができなくてさみしかったので「連絡先を交換しましょうよ」と言われたときも、ただうれしいばかりで何の疑いも持たなかったのです。

今思えば、これが全ての間違いの元でした。

最初はただ児童館でお互いの子供を遊ばせるだけだったのですが、しだいにお互いの家を行き来するようになりました。

そうこうするうちに、だんだんB子さんの家に呼ばれることが増え「迷惑じゃないかな?」と気にしつつも、誘われるままお邪魔する日々が続きました。

家に誘われ遊びに行ったら勧誘される

知り合って一ヶ月が経った頃、B子さんから電話がかかってき、「今日は、うちで一緒にお昼ごはんを作りましょうよ」と言われました。

喜んでおうちに伺ったのですが、いつものリビングに入ると、なぜかテーブルいっぱいに鍋や洗剤、化粧品が並べられていました。

「どうしたの、これ?」と聞くと「いつも私が愛用しているものばかりなの。とってもいいから、あなたにも紹介したいと思って」とあれこれ説明を受けました。

肝心のお昼ごはんは、その鍋を使って作るものばかりで、しきりに「おいしいでしょ?」「便利でしょ?」とすすめられて、ほとほと疲れ果ててしまいました。

半ば強引にカタログを渡され、その日はそれで帰ってきたのですが、次の日から怒涛のような勧誘が始まり、にぶい私はそのとき初めて「これはねずみ講だ!」と気が付いたのです。

近所のママ友たちが助けてくれて…

最初は電話やメールにも応じていましたが、だんだん面倒になり、悪いと思いながらも無視をするようになりました。

すると、家までやってきてしつこくチャイムを鳴らしたり、長文のメールを何度も送りつけてきたりして、行動はどんどんエスカレートしていったのです。

外に出るのも怖くなってきた頃、近所に住むお母さんたちが「大丈夫?」と見かねて声をかけてくれました。

そして、B子さんがたずねてくるとさりげなく外に出て「なにか御用ですか?」と撃退してくれるようになったのです。

おかげさまで、B子はぷっつりと姿を見せなくなりました。

そのとき助けてくれたお母さんたちとは、今でも親しくお付き合いさせていただいてます。

残念なことですが、洗剤や補正下着など、自分のもうけになる物を売り付けようとする人はけっこういます。

見抜くのは難しいけれど、やたらと愛想よく話しかけてくる人には一応、警戒しておいたほうがいいかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!