家事の手伝いをさせる

絵本

子どもは将来、色々な考えや背景を持つ人と仲良く生活していかなくてはなりません。

人間関係をうまくやっていく為に、今から家庭で自分の事ばかりだけでなく、家族に対しても考える訓練が必要です。

思いやりの気持ちを育む訓練

自分の時間や労力を、人の為に使うように教えるのです。思いやりの気持ちを育てる助けにもなるでしょう。

その良い訓練方法としては、家のお手伝いがあげられます。

例えば、家族で食事をする前に、箸を並べる事ができます。食べ終わった食器の後かたづけもできます。

お母さんが手にいっぱい物を持っていたら、ドアをおさえて開けてあげることもできます。

妹や弟がいれば、おもちゃの片づけを手伝ってあげたり、服を着る時に手伝ってあげることもできます。

おばあちゃんやおじいちゃんがいれば、一緒に住んでいない場合でも花を送ったり、買い物をして届ける事もできます。

小さな子でも、何かできることが必ずあるはずです。

人に気遣いを示す言葉を覚えさせる

また子どもが何を手伝ったらいいか分からない場合もあります。その為に「何か手伝いますか?」という言葉を覚えさせることができます。

人に気遣いを示す言葉です。学校などで、先生に感謝を示す為にも「黒板を消しましょうか?」と応用できるかもしれません。

友達が困っていた時に、何か助ける事ができるようになるかもしれません。家で訓練した事が、外でも役立つのです。

感謝や思いやりの気持ちを培えるお手伝い

お手伝いは感謝や思いやりの気持ちを培えます。

母親がいつも家族の為にやってきた事を自覚できますし、父親が家族の為にしてくれている事も体験を通して知れます。

おばあちゃんやおじいちゃんの手伝いをする事によって、体が自由に動かない姿を実際に見て思いやりの気持ちが出てくるでしょう。

何か問題が起きた時に相談するのも、感謝を示す良い方法です。人生経験のあるお年寄りの知恵は貴重なものと感じていることになるからです。

何度も問題を乗り越えてきたので、色々な感情とうまく向き合う事ができるお年寄りにアドバイスをもらうことで、敬意を示す事も出来ます。

そのようにして、感謝が増すとまた何かお手伝い出来る事があるか?思いやりの気持ちも増します。

お手伝いを通して、絆を深めるという深い事も覚えていけるのです。しかし、子どもたちにとってお手伝いは、いくらやってもきりがないと思ったり、面倒だと感じる事もあるでしょう。

自分の時間を奪われると感じてしまい、できるならお手伝いをしたくないと思っている子どもの場合はどうしたらいいでしょうか?

一度引き受けたお手伝いは、最後まで責任を持ってやり遂げる人になるように、訓練しなければなりません。

子ども自身が自分の言動に責任をもち、信頼できる人にならなくてはなりません。

子どもがお手伝いが出来なかった理由を、他の人のせいにしたり、なにか口実をつけたりするなら、その習慣は断つべきです。

本当のことを話し、作り話をしないことや親に理由を正直に話せるように、子どもの話す事に注意してください。

何か理由があってできないのにできる、と約束してしまう場合もあるでしょうか?

ちゃんと理由を説明でき、後日やる約束をすることも教えられます。できない時に断るということも覚えられますし、計画性も出てくるでしょう。

親が手本を示す事

お手伝いは子どもにとって色々なことを学べる良い機会なのです。その点で、親がよい手本を示すことで、子どもは学ぶ事ができるでしょう。

特に父親にその点で手本となってもらいたいと思います。最近は昔と違ってきているようです。

最近、東京で行なわれた調査の結果で「料理や育児、皿洗いなど家事を手伝うべきだ」と思う男性が約6割、 「掃除や買い物、ゴミ出しなどを手伝うべきだ」と思う男性が約7割と答えたようです。

さらに若い旦那への調査で「男性はできる限り家事に加わるべきだ」と思う人が60%で、「手伝うのに抵抗はない」と思うのは29%だったようです。

しかし、その態度は長続きしないとマイニチ・デーリー・ニューズ紙はのべています。

一番上の子供が小学生という場合「できる限り進んで家事を手伝う」と言う夫は47%、「家事の手伝いは必要ない」と言う夫は13%とのことです。

こう考えると、やはり父親も家事の手伝いの認識を深めることで、子どもに良い手本を見せるのは大変な努力が必要といえるでしょう。

家族で何をすべきか話しあって、具体的に書き出すのも良いでしょう。

しなければどうなるかをはっきりさせておくと、手伝いをさぼることが少なくなるかもしれませんね。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!