子供の心をよく知る

女児

「話を聴いてくれてありがとう」最近子どもに言われたことがありますか。

子どもの話を聴くのが上手な人は、悩んでいる子どもの心を元気づける事ができます。

しかし、正直なところ聴くのが上手でない両親が多いのが現実のようです。

子どもの声を耳ではなく心で聞く

子どもの話を、耳ではなく心で聞くにはどうしたらいでしょうか?少しの間、大人におきかえて考えてみましょう。

あなたがすごい悩みを抱えた時に、誰かに相談したとします。その相談相手は自分からはあまり話しませんでした。

話を聴いてあげようとする気遣いが感じられました。何をすべきかは分かっていたので、解決策を教えてもらう必要はありませんでした。

それを分かっていた様子でした。ただ、わたしの気持ちを気にかけてくれる人がいるということかわかって、元気づけられました。

こんな相談相手がいたらいいなぁと感じたのではないでしょうか?

子どもの話を、耳ではなく心で聞くには

同じように、心で聴くことには、両親の関心がある事をいったん脇に置くことが含まれます。

子どもが大切な事柄について話そうとするなら、やりかけていた仕事をいったん中断しましょう。

例えば、父親ならテレビのスイッチを切ったり、読みかけの新聞を置いたりします。

母親なら、家事をしている最中に作業をやめることができます。子どもの考えに深い関心があることが伝わるでしょう。

さらに、子どもが話している途中で「私も小さい頃こんなことがあったのよ」と話し始めないようにしましょう。

子ども話を最後まで聞いて、必要があれば話すようにすると良いでしょう。そして、「それは大変だったね」「それは辛かったね」など思いやりを示して、子どもの気持ちを理解しましょう。

さらに、子どもが述べた言葉を自分の言葉に直して繰り返す事も、聴いているサインになります。

もし、子どもの言う事に少し間違いを感じたらどうすべきですか?

例えば、息子が「学校で喧嘩をしてきた」と言った時、娘が「好きな子がいて将来結婚するの」と言ってきた時などです。

まずは、「気持ちを話してくれてうれしい」と伝える事ができます。親としては、その点の良い悪いを教えたいと思うかもしれません。

もちろんそれは必要です。しかし、まず話を聞いて、子どもの気持ちを引き出してあげて、理解する方が先なのではないでしょうか?

忙しいから,テレビを見ていなさい

このように、子どもにかける時間を惜しむと、どんな結果になるか考えましょう。

以前、キャプテン‐カンガルーという名で子供向けの番組を担当していたロバート・キーシャンが話していました。

「小さな子どもが親指をくわえ,人形を抱いて,少々じれったそうに親の帰りを家で待っています。

この女の子は小さな砂場で経験したことを話したがっています。

その日にあった胸の躍る出来事について聞いてもらいたくてたまらないのです。親が帰って来ました。 いよいよ話せます。

職場のストレスで疲れた親は、『今は忙しいから,あとでね。いい子だから,テレビでも見ていなさい』と言います。

多くの家庭で最も頻繁に口にされるのは、『忙しいから,テレビを見ていなさい』という言葉です。

今がだめなら,いつ聞いてやるのでしょうか。 『あとで』ということですが、その時間が設けられることはめったにありません。」

話を聞いてもらえなかった子が大きくなると

このように子どもの心にあるものを、聴いてあげる時間を自分で無くしているのです。

このまま子どもが大人になったらどうなるのでしょうか?

ロバート・キーシャンは続けます。歳月が流れて子どもは大きくなります。おもちゃや洋服など子供にあてがいます。

一流銘柄の服やステレオを買い与えますが、娘が最もほしがっている一緒に過ごす時間は作りません。

子どもは14歳になりました。うつろな目をして何か考え込んでいます。『どうしたの? 話してごらん。さあ,話しなさい』。

しかしもう遅いのです。子どもは自分の気持ちを話す事ができません。愛を示す時期が過ぎ去ってしまったのです。

いかがでしょうか?あなたも子供に「今は忙しいから跡でね」「テレビを見ていなさい」「そんなにいろいろ質問しないで」と言う時がありますか?

大人になりつつある子どもが親に求めていることは、一緒に時間を過ごすことです。しかし、一緒に過ごす時間を作れない時があるでしょうか?

それは子どもを愛することを怠る時になっていないでしょうか。もちろん親は気遣っていないわけではないとは思います。

しかし、余りにも忙しすぎて子供を愛する暇がないのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!