脳にいい親子のコミュニケーション

絵本

私は今一枚の写真を見ています。

お母さんがほほ笑みながら絵本を読んでいて、まだ言葉を理解していないであろう子どもがそれを見てキャッキャと笑っている写真です。

絵本は心の脳を働かせる

どちらも幸せそうに笑っています。

この写真はある興味深い研究をしている大学教授達の出版した本の中のに掲載している写真なのですが、その方々の研究のテーマというのは「脳科学と発達心理学から読み聞かせを科学する」というものです。

子どもにある機械をつけて(痛くないし、体に害もないものです)、脳のどの部分が読み聞かせに働いているのかを調べます。

前頭の領域(思考、創造、意図、情操をつかさどる場所)頭頂の領域(空間知覚と注意)側頭の領域(認知、記憶、言語)の三つの領域にどのように働いているのか研究者たちはさまざま説をたてます。

その説が浮上しては消えの繰り返しでさまざまな実験をする中で、ついに脳のどの部分が読み聞かせの時に働いているのかを突き止めました。

それは前頭領域の中でも人と人とのコミュニケーションに使われる部分が働いていたのです。この脳の部分をこの本のなかでは「心の脳」と呼んでいます。

脳にいいコミュニケーション方法は読み聞かせの他にもまだまだあります。指を使う事も脳にはとってもいい方法の一つです。

手を動かすコミュニケーション

まだ触るのを始めたばかりの子どもなら、見たものが脳に届いて、位置を確認して、そして手を動かそうかどうか判断して、脳が運動を支持するという手順でものを触ります。

これを「視覚接近運動」というそうです。そして適度に右手と左手を動かす事で右脳と左脳を刺激するこの方法が脳によくないわけがありません。

手を動かすコミュニケーションはたくさんあります。積み木、手をつなぐ、折り紙で遊ぶ、そして食事のお手伝いをさせる。

食事お手伝いをさせるという事に関しては、食育にもつながります。箸を並べさせる、分量を量らせる、作る。一緒に野菜など作ってみるのもいいと思います。

このコミュニケーション方法は、夕飯時の忙しい時にはなかなかコミュニケーションとしては難しい事かもしれませんが、少し時間があるときなんかはこのコミュニケーションはとても良いと思います。

一番子どもの脳に響くこと

一番子どもの脳に響くことはお母さんやお父さんとコミュニケーションを取る事です。

いいことも悪いことも子どもはしっかり見ていて、大きくなったときそれがその子どもの引き出しとなります。

知育グッズやビデオやテレビゲームなど脳を鍛える方法はたくさんありますが、親子のコミュニケーションに勝る脳にいい教育はないと思います。 子どもに友だちができたり、成人して社会人になったり、親になったりした時必ずそれが役に立つ日がくるのと思います。

話すだけでもいいと思いますし、一緒にご飯を作るのでもいいですし、絵本を一緒に読むのでもいいと思います。

親の気付かないうちに、子どもの心や体や脳は日々成長しているのですから。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!