海外の子育て事情

親子

日本では少子化が叫ばれて久しいですが、世界合計では人口は 増加し続けており、2011年、国連人口基金は世界人口の 70億人突破を発表しました。

ということは、つまり世界中で 子育てをしている人たちも同時に増加しているということになります。

子育て中のお母さん方はついつい自分の周りの世界だけに興味が 行き視野が狭くなりがちですが、ちょっと海の向こうに目を向けてみると、意外に面白い海外のお母さん像が見えてくるかもしれません。

ここでは筆者の体験談からいくつか興味深い海外の育児事情をご紹介したいと思います。

スウェーデンの子育て事情

まずは遠い北欧の国、スウェーデン。福祉国家で有名です。シングルマザーが得ることが出来る手厚い援助が理由なのか、 子どもが出来ても結婚せずにいるカップルが非常に多いです。

よって、離婚によって子どもの名字が変わることももちろんなく、しばらく経ってから「実はうち去年両親が別れて、今はママだけ なの」なんて聞くこともあります。

また、親子関係において 興味深い点は、子どもが自分の両親をファーストネームで呼ぶこと でしょうか。

驚いたのは、友人の両親のことも同様にファーストネームで呼ぶこと。

個人主義が徹底しているからなのか、相手を一人の人間と して付き合っているように見受けられました。

日本で同じことをしたらさぞ驚かれるでしょうね。

ベトナムの教育制度

また、ベトナムでの教育制度には日本との大きな違いがありました。

資産家の友人宅にお邪魔した際、住み込みのお手伝いさんがいろいろと世話を焼いてくれたのですが、彼女はまだほんの小学校中学年ほど。

家の中の掃除、簡単な炊事、 キッチンの手伝いなどをしながら狭い部屋を与えられて生活していましたが、もちろん学校へも通っていませんでした。

中学までの義務教育が徹底されている日本とは大きな違いが ありますね。

アメリカ友人の子育て

アメリカの友人は、添い寝をするのは成長に良くないという考えのもと、子どもが生後半年の頃からモニターをつけた自室で 寝かせ、決まった時間に食事を与え、決まった時間に寝かしつける、 という育児法を徹底していました。

一つ部屋で家族全員が 川の字になって寝る、という文化をもともと持つ日本人とは 随分違います。

一見、赤ちゃんが何となくかわいそうに思えてしまいますが、それは日本人の私の視点であり、アメリカの 子どもも皆すくすく成長していることを鑑みれば、どの方法が 一番かなどという正解はないのでしょうね。

バングラディッシュ人の結婚観

また、バングラディッシュ人の友人は「恋愛結婚なんてばからしい ことはない」と断言します。

女性は、お金のある男性に 養われることこそが幸せであり、そこに恋や愛などの感情は邪魔で しかないと言い切る彼は、男として生まれたら一人でも多くの 女性を経済的にサポートする事が役目だとして一夫多妻制の 意義を力説します。

一夫多妻制か一夫一婦制かでもずいぶん 子育ての仕方は違ってきそうだと感じます。

「イクメン」という単語も生まれ、子どもの父親として家庭内での役目も随分と期待されるようになってきた日本とは相当な違いがありそうです。

こうした世界中の子育てにおける常識の違いは、これからさらに 進んでいくグローバル化の中でどのような影響をもたらすでしょうか。

文化の違いはそのまま、価値観の違いとなります。

子どものうちからなるべく視野を広く持ち、広い世界で様々な 価値観があり正解はないのだということを教えたい。

そして あらゆる事態に柔軟に対応していってもらいたい、と考えるのはやはり私が他人との衝突を嫌う日本人所以なのでしょうか…。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!