思い通りにならない魔の2才児の心理を知る

女の子

2才児頃の子どもの気持ちを理解するのは、かんしゃくを理解するのに助けになります。気持ちを知れば、怒りの気持ちも少し抑えられるからです。

では、2才になったばかりの子どもの気持ちを、言葉にして考えてみましょう。

子どもの気持ち

「このおもちゃ楽しいな、あ、あのおもちゃ楽しそう、そっちの方も楽しそう」
「これ気になる!あれも気になる!それも気になる!」
「これは何かな?あれは何だろう?早く行って見てみたい。」
「お腹すいた。今食べたい。今すぐじゃなきゃ嫌だ。暴れたい」
「なんか思い通りにいかないな。泣きたくなってきた」

好奇心が旺盛だったり、慣れなくて思うようにいかなかったりする2才児の頃は、こんな風に思っているのかもしれません。

この時期は、見るもの聴くもの触るものすべてに興味があって仕方ない状態でしょう。這い這いしたり、つたい歩きをしたり、少しずつ歩けるようになっていきます。

行きたい所へ自分で移動して行けるようになったので、さらに楽しさが増すのでしょう。それに、今までずっと母親は自分の専属の召使いのように動いてもらってきました。

子どもは自分を中心に世界が回っていると考えている、王様なような感覚なのです。すべて自分の思い通りに事が運び、自分の欲求全てが叶えられてきました。

それだけ、母親が赤ちゃんの気持ちを察してくれて動いてくれていたのです。これからももちろん何でもやってもらうつもりでいます。

母親に目で訴えたり、ちょっとしたジェスチャーをしたら言いなりになってくれるからです。

ところが、最近様子がおかしいようです。自分の思い通りに動いてくれないのです。

やりたいことがスムーズにいかなくて、とってもイライラします。しかも、自分がやろうとしていることをやめさせようとします。

反発して王様の権威にしがみつきます。 「いや!いや!」と連発してみます。今さら専属の召使いを、変える事もできません。

もちろんいなくなっても困ります。わけがわかりません。

少し前までは、泣いたりぐずったりすれば、すぐ駆け寄ってきてくれました。でもそれは一時的なもので、どうやら自分でしなければならない事もあることに気付きます。

自分は王様で、母親は専属の召使いだったのは、一時的なものだったのです。これからは、母親や父親の教えを聞かなければならない事を知っていきます。

今まではお世話をする人が、教える人に変わります。

母親の観点

今度は母親の観点から考えてみましょう。母親は喜んで赤ちゃんの面倒をいっぱいしてきました。

でも今は正しい事と悪い事を教えていかなくてはなりません。

「どうしていいなりにならないの!」
「どうして言うとおりに動くてくれないの!」

子どもが反発しているのが目に見えて分かります。

「あんなに素直で、可愛かったあの子が、どうしてこんな風になってしまったのだろう」 母親も急に扱いにくくなった子どもをどうしたらいいかわからなくなります。

かんしゃくを起こす場面もおっくうになるでしょう。

例えば、お店でお菓子コーナーがあって、子どもの背丈に合わせて興味をそそるお菓子が並んでいます。

子どもは目をキラキラさせて、お菓子を手に取り始めます。もちろん欲しいものをすぐ買ってあげるわけにはいきません。

手からお菓子を取り上げます。子どもはもちろん泣きだします。時には床に大の字になって手足をバタバタさせて暴れる事もあります。

「そんな光景は日常茶飯事だ」という方もいるのではないでしょうか?

時期に大切な態度

この時期に大切なのは、毅然とした態度です。ある時は「だめ」と言って、ある時は「いいよ」というのは、子どもも混乱するからです。

子どもの求めている事に正しく答えるには、ジョン・ローズモンド著者の「親の権威」という本が役に立つと思います。

子どものかんしゃくの原因は自分にあると考えてしまう親は、おしりをたたいた後に引け目を感じてしまうようです。

そして、子どもが最初に欲しがった物よりも、多く与えてしまうと言います。そうなると子どもは優位に立ってしまいます。

かんしゃくが収まって親はホッとしますが、子どもはかんしゃくを起こすと物が手に入ると覚えてしまっているのです。

そしてもっとひどいかんしゃくをいっぱいするようになるのです。「だめ」なものは「だめ」と、変えない態度が良い結果を生むのです。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!