生まれてすぐ勉強させる

赤ちゃん

ニコニコしている赤ちゃんは、ずっと見ていても飽きません。ところがさっきまでニコニコしていた赤ちゃんが、突然泣き出します。

母親は思わず赤ちゃんに話しかけます。

赤ちゃんも生まれながらに学ぶ

「どうしたの?お腹すいたの?でもさっきミルク飲んだばかりよね?」
「おむつかな?…違うみたい。」
「どうして泣いてるの?」

赤ちゃんはまだ言葉もわからないので、何を言っても“泣く”という答えしか返ってきません。

母親は一生懸命赤ちゃんにお話ししながら、あれこれ思いつくことをやってみます。

ついに赤ちゃんの“泣く答え”を見つけました。赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを目の前に差し出すと、泣きやんだのです。

「このおもちゃが欲しかったのね。よかったわ」 ほっとした母親もにっこりと赤ちゃんを見つめます。

赤ちゃんは泣く事で、一生懸命自分の意思を伝えていたのでしょう。一方母親は、赤ちゃんの意思の答えを探すのに、振り回される毎日になりがちです。

「何となく泣き方で何が欲しいかわかる」という観察力のある母親もいます。

「泣き方で赤ちゃんの心理が判断できる機械を買ったわ」という方もいます。

それも大事なことかもしれません。なぜ泣いているのかわからないと、ストレスになってしまう場合があるからです。

あなたはご存知ですか?赤ちゃんは子供や大人よりも痛みを感じやすい上に、痛みの持続時間も長いことです。

これは、ロンドンのユニバーシティーカレッジの研究で実証されています。

子供や大人は痛みを鈍らせるメカニズムが発達しているのに対して、赤ちゃんは未熟なのだと言います。

ですので、小さな傷を負って、それが治ってしばらくたっても、その部分は痛みに敏感になる事もあるようです。

そうと分かれば「赤ちゃんは小さな事で大げさに泣く」とイライラする方も、少し抑えられるかもしれません。

このように、赤ちゃんの意思の答えを探すのは大事ですが、他にも大切な事があります。それは、生まれながらに勉強させる事です。

もちろん先生は父親と母親です。 赤ちゃんもその勉強を必要とし、望んでいます。

両親と一緒に何かをするだけで、赤ちゃんは自然と学ぶとも言います。

愛情スキンシップ

では、生まれながらに何を勉強させるのでしょか?

一つ目は、愛情スキンシップです。ある医師は、生まれたその時から12時間の間は、寝る事でも食べる事でもない、優しいスキンシップがが必要だと言います。

見つめて抱きしめると、赤ちゃんも安心して親に体を寄せてきます。もし愛情スキンシップがなければ、それだけで体が弱ってしまったり、死ぬ事さえあるようです。

医師が出産後にすぐ母親に渡すのはそのような理由もあり、30分~一時間は一緒にいられるように勧めています。

もちろん愛情スキンシップを推薦する病院もあれば、病気の感染を防ぐために話す病院もあります。

しかし、その場合でも赤ちゃんが母親と一緒にいる方がむしろ感染率が下がると言う研究結果もあるようです。

この時期に両親との愛情スキンシップがある赤ちゃんは、3歳までに両親とのきずなに安心感を覚えます。

そして、大きくなっても誰とでも上手に接することができるようです。 一方、なおざりにされる子どもは、徐々に確実に元気を失って、他の人と接触する意欲がなくなってしまうようです。

これは、267組の母子を20年間調べたマーサ・ファレル・エリクソンによる研究結果です。

習得能力を向上させる勉強

二つ目は習得能力を向上させる勉強です。

赤ちゃんの脳は生まれた時から、スポンジのように周りの情報を吸収する能力が備わっています。そのため、赤ちゃんは聴くだけで言語を覚えることができます。

例えば、日本語外国語と二つの言語が耳に入ってくると、両方覚えます。

さらに母親の声に慣れているので、母親の声を望みますが、母親の母語と外国語も聴き分けられます。数か月後には言葉の切れ目がわかるようになり、話し言葉とそうでない言葉も分かると言います。

赤ちゃんは話します。意味が分からない言葉であっても、唇や舌など一生懸命動かしています。話す予行練習をしているのです。

なので、両親は赤ちゃんの話す言葉に抑揚たっぷりの言葉で答えてあげましょう。このやり取りが会話の基本を学ぶのです。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!