楽しく取り入れる幼児教育メソッド

シャボン玉

シュタイナー教育とモンテッソーリ教育は、ふたつとも海外からやってきた 幼児教育のメソッドです。

「このふたつ、よく聞くけれど何が違うの?」と いう質問がよく聞かれますが、実はそう簡単に比較が出来ないくらい、 根本的に違うメソッドです。

シュタイナー教育

まずシュタイナー教育はドイツのルドルフ・シュタイナーという哲学者が 考案した、人智学を取り入れた幼児教育のアプローチ。

目指すのは「自由への教育」であると謳うシュタイナー教育では、人間の成長段階を7歳ごとに区切っており、0から7歳を第一・七年期、7から14歳を第二・七年期、14から21歳を第三・七年期と考えます。

それぞれのステージで教育の目標があり、人生の最初の7年は からだづくり。

次の7年で感情の教育、成人までの7年で 精神の領域の教育を目指すとしています。

モンテッソーリ教育

一方モンテッソーリ教育はイタリアの医師、マリア・モンテッソーリ によって考案された教育法で、「子どもは大人と根本的に違う」という 考え方を基本原則としています。

子どもの成長段階における「敏感期」に注目し、それぞれの時期には からだの発達よりも子どものこころに注目しているのが特徴です。

24歳までを4つの成長段階にわけて考えていますが、6歳までの 成長を最も重要視しており、0から3歳までの秩序の敏感期では 習慣にこだわる幼児の内面を理解する3から6歳までの五感の敏感期 では見る、聞く、触れる、味わう、嗅ぐなどの感覚に訴えるものを大切に します。

ここでは、これらの幼児教育メソッドに興味はあるけれど、それぞれの教育法を 実践する園に通わせるのはちょっとハードルが高い、と考えるご両親向けに自宅で今日から始められる簡単で効果のあるそれぞれ独自のメソッドをご紹介します。

シュタイナーの教育法

まずはシュタイナー教育ですが、ズバリ、テレビをつけない生活をしてみること。

スイッチを入れないだけなのですから簡単ですね。

実際、シュタイナー教育では、子どもは7歳まではテレビは見ない方が良いとされています。

その理由として、テレビを通じては本物に触れられないからだと言われています。

つまりテレビに美しい山が移っていても、木々の匂いを かぐことも、涼しい山風を感じることもできず、また一方的なコミュニケーションを ただ受け取るしかないテレビの前では、子どもたちの体は硬直してしまいます。

テレビを捨てるのには大変な決心が必要なご両親も多いでしょうから、そういう 場合はまずテレビに布をかけて、少しテレビをつけない夕暮れ時を 作ってみるといいかもしれませんね。

テレビの雑音がない分家族の会話が増え、 知らなかったわが子の一面が見える夕べになるのではないでしょうか。

モンテッソーリの教育法

一方モンテッソーリでは、子どもが自立したい気持ちになるべく応える事を 大切にします。

こぼすのでと口まで食事を運んであげたり、歩くと疲れる だろうと抱っこしてしまうのではなく、子どものやりたいようにまずは やらせてあげることが大切だと考えます。

例えば今日からできること。子どもが自分で飲みたいなら子どもサイズの 取ってのついた持ちやすいコップを買ってきます。

歩きたがるなら疲れるまで 歩かせてみます。

包丁で野菜を切りたがったらまずは子ども用の包丁で バナナなどやわらかいものを切ってもらいます。

危ないからダメ、という前に 自分でやらせてみましょう。怪我が怖いならそばで見守ればいいのです。

子どもは夢中になって目の前の仕事に取り組んでくれるでしょう。

慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんが、親がまずは子どもの自分で やりたい気持ちを優先する、ということが大切のようです。

専門書籍もたくさん出版されていて、ついつい始めるのに気負ってしまう 幼児教育ですが、自宅で出来ることは意外にたくさんあります。

子どもの将来のためになるならやってみたい、というのは親なら誰しも 持つ思いだと思うので、少しづつ、出来ることから楽しく始めたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

主婦兼ライターの藤村華子です。 自分自身、思い通りにいかない子育てに悩みつつ、毎日奮闘しています。ママ友関係でもいろいろ……。 そんな経験を生かしつつ、役に立てるような記事が書けたらいいなと思っているので、どうぞよろしくお願いします!